ロケットの夏が来た
レイ・ブラッドベリの書籍リストを眺めていて思ったのだけれども、原題『R Is for Rocket』を『ウは宇宙船のウ』と訳すのはよく分るのだが、原題『S Is for Space』を『スは宇宙のス』と訳すのはどうなんだろう。
と書いてたら宇宙と書いてスペースと読むのだと知った。つまり『スは宇宙(スペース)のス』ですね。しかし、それなら『ロは宇宙船(ロケット)のロ』でもいいんではないのだろうか。語呂が悪いですかそうですか。
個人的にブラッドベリといえば『火星年代記(The Martian Chronicles)』における第一篇『ロケットの夏(Rocket Summer)』でしょうか。ほんの数ページなんだけれども涙腺が緩む。まさにロケット文学に残る名文ですね。あれ、偉く狭い範囲のような気配が?
あ、『ウは宇宙船のウ』もロケット文学の一つですね。そういえば文学ではないですがアニメ版『プラネテス』のOPも素晴らしかったな。わたしは漫画版のほうが好みですが。
『私が宇宙船以外なにひとつ愛せないという、逸材だからさ』(ロックスミス)
- 作者: 川端裕人
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/05/10
- メディア: 文庫
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