ごあいさつ

そういえば挨拶がまだだったのであけましたおめでとうございます。
晦日に友人の弟の同級生(微妙に遠いな、おい)がバイオハザード4やってるのを後ろから見ていたせいか、初夢はすぷらったーでぞんびーなものでした。窓に手が、手が!


年末年始は毎年、読書して過ごすんで読本を適当に。
無知の涙永山則夫/死刑囚である彼が獄中で綴ったノート
雨月物語上田秋成/稲田篤信訳版と後藤明生訳版の二種類。後藤明生版のほうが読みやすいか。
『炎の戦士 クーフーリンローズマリー・サトクリフ、灰島かり訳/再読だけどやはりサトクリフ女史の作品は素晴らしい。特に終焉への向かい方は秀逸。メイブ女王との戦いからの展開は涙無しでは……。
『黄金の騎士 フィン・マックール』/同上、金原瑞人・久慈美貴訳/同じケルト物でもフィアンナ騎士団の物語よりも上記の赤枝騎士団の物語の方が好みかな。ところで金原瑞人って『蛇にピアス』で芥川賞とった金原ひとみの父親なんだね。知らんかった。
『妖神グルメ』菊地秀行/まぁ、菊地。
『剣鬼喇嘛(ラマ)仏』山田風太郎/まぁ、山風
『日本怪奇小説傑作集1』紀田順一郎東雅夫編/「悪魔の舌」や「木曾の旅人」が好み、あと「銀簪」に「蟇の血」ね。