演出過多じゃないか?

バットマンビギンズ』見てきたので感想。
全体として非常に良い出来だった。
バットモービルなどの小道具は皆カッコいいし、アルフレッドも相変わらず素敵。
正にビギンズの名の通り、バットマンという象徴(シンボル)が形作られていく過程にはゾクゾクする。
バットマンの半分は演出とハッタリで出来ています。


難を挙げるなら、肉弾戦のシーンでカメラが次々と切り替わるのでとても見難いことか。


これはあくまで個人的な趣味の問題だが、ヒーローについて描いた映画としては『スパイダーマン2』のほうが好きだ。
スパイダーマンがあくまで等身大のヒーローなのに対して、バットマンはぶっちゃけ金持ちの道楽に思えてしまうのだ。もし会社が倒産して、さらにバットマンの行為が原因でアルフレッドが死んでしまってもゴッサムシティの守護者を続けられるのか? 物理的な意味ではなく。