映画って…Σ(゚д゚) エッ!?

 ほんの数年前までは訃報というのは、顔も知らない何処かの誰かの名前を告げるだけだった。
 でも今では当たり前のように顔を知り、業績を知り、その発言や作品、あるいは商品なんかを享受してきた方々の名前*1が挙がる。その事が新たなる発見や発明よりもよほど、時代が進んでいるんだという事実を感じさせる。
 率直に言えば彼らの死に悲しみは無い。でも何とも言えない寂しさだけがある。多分、富士山が消えたり、通っていた小学校が無くなったりすれば、同じように感じるのではないかと思う。自分の中の精神的ランドマークの死というべきか…。
 今はただ故人の冥福をお祈りさせていただきます。

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*1:最近だと野田昌宏氏とか氷室冴子女史とか…