『時をかける少女』


 偶然(?)、でいおうやなんかに会いながらも梅田で見てきました。
 いや、前評判に違わず素晴らしい青春映画でした。事前に原作とのストーリーとの差異に関する詳しい情報は仕入れていなかったのですが、なるほどそうきたか、といった感じで。某ラベンダーとか。
 コメディタッチとシリアスのやりくりが実にうまいな。前半のくだらなさで感情移入させておいて、後半で引き込む、と。日常を繰り返すことで初めはモブでしかなかった存在が、段々とストーリーに関わっていくようになるのが良い。実に良い。細かい伏線も秀逸。「数学はできるのに基本的な漢字もかけない」のくだりとかね。
 お薦めですよっと。
 あとなぜかoziiが泊まりにくることになったんで『劇場版鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』をレンタル。……まぁ、なんだ。演出が実に下手ですね。