かくれんぼ

ちょっと洋服ダンスの奥に隠れてきますね。


【[]】λ…





帰還。
洋服ダンスの中で財布を拾いました。
でもカウンターの人に渡したので1割は貰えません。
現実はファンタジー RPGとは違いますね。
だからどうだと言う話ですが。




ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女



第二次世界大戦下のロンドン。ベンジー家の4人兄妹は、疎開のため、田舎の古い屋敷に預けられる。長兄のピーター、長女スーザン、次男のエドマンド、そして、無邪気な末っ子のルーシーは、屋敷の中で静かにするように、と女執事に厳しく言われる。しかし、遊び盛りの4人は、言いつけを破り、怖い執事に見つからないように、屋敷中に隠れる。末っ子のルーシーが隠れた部屋には、衣装ダンスがあった。扉を開けるルーシー。すると、そこは一面に雪が降り積もる森だった。衣装ダンスは、別の世界への入り口だったのだ。


一言で言えば微妙。原作のエピソードを削るのは構わないのだが、テンポの悪さ・説明の無さが際立っている。原作を読んでいるものでないと(ある意味原作を読んでいるものほど)ストーリや設定が理解できないのではないか。戦争シーンはそれなりに良かった。馬を揃え、馬上槍(ランス)を構えての突撃。アスランの近衛隊長、ケンタウロスのオレイアスが双剣を抜くシーン。そして白い魔女の圧倒的戦闘力!(杖を変化させた細身の双剣で切りまくるのだが、欧米では魔法使いは肉弾戦も強いという認識でいいのだろうか……?) 個人的には白犀と前述のオレイアスがピーターを助けるために孤軍突撃する場面で何か一言欲しかった。このように中々良かった戦争シーンを台無しにしたのが、ピーターの殺陣の下手さ(設定的にただの一般人なので当たり前ではあるのだが)と、アスランが現れてからの白い魔女のあっけなさだ。あと乱戦時のCGが鼻に付くというのもあるか。褒める点としては四足獣、特にアスランのCG。他の怪物系は、他の映画などで見慣れた眼にはたいしたこと無かったが、アスランの筋肉の動き方は素晴らしい。確かに重みを持った生き物として、画面中に存在している。鬣の表現は少し不自然だったが、これは処刑シーンで刈られるのを強調するためだろう。総評として、一定の水準は超えているが、期待して見に行くのは避けた方がよろしいかと。


今後期待している映画
『ナイトウィッチ』 ロシアンファンタジー
『サウンド・オブ・サンダー』 レイ・ブラッドベリ原作のタイムトラベル物。
『Ultraviolet』 一部の駄目な人が みんな大好きガン=カタ作品。
『SPIRIT -スピリット-』 ジェット・リーが世界の武術と戦うよ(我ながら頭の悪そうな説明


ついでに『プロミス』感想
そろそろ『三国無双』を実写映画化するべきだと思うんだ。でも、より極めるなら『戦国BASARA』を実写映画化するべきだと思うんだ。これはもう、『最終兵器彼女』なんて実写化に向いてないのを無理やり映画化したり、『銃夢』や『寄生獣』をハリウッド映画化している場合じゃないよ! ただし無双シリーズで映画化するなら主人公は張郃夏侯淵で(趣味)。……演義では知勇に優れた立派な武将なんですけどね。