『ノロイ』見て来ました。

ストーリー
小林雅文は、巷で起こる怪奇現象の情報を集め、食指が動けば精力的に取材を重ね、書籍やビデオ作品として発表する怪奇実話作家だ。ある日、新作用の取材のため訪れた先で、憎悪さえ感じさせる強い視線と意味不明な言葉を放つ女・石井潤子に出会うが、彼女は数日後、忽然と姿を消す。その頃から、取材にあたった主婦、超能力少女、女優らに次々と災難が襲いかかる。それぞれの忌まわしい事件の謎を解く鍵は「かぐたば」という言葉にあると突き止めた小林だったが、今度は彼自身が惨劇に巻き込まれてゆく…。(goo映画)


簡単に言うならば和製ブレア・ウィッチ・プロジェクト。(さらにいうならば和製ブレア・ウィッチ・プロジェクトを意識して作られた『ひぐらしのなく頃に』にも良く似ている)
ただしブレア・ウィッチ・プロジェクトと違い、最後までドキュメンタリーという体裁を崩さず(例えばエンドロールが存在しない)、それが真実であるか、それとも虚構であるかどうかを完全に観客に委ねているため、非常に後味の悪い最後となっている。
構成そのものも良く出来ているため、ホラーや伝奇といった内容に興味のある人ならばよく楽しめるのではないだろうか。ただし、ハンディカメラで映像が撮られているため、手ブレがとてもとても酷い。三列目という席に座ったせいもあるのだが、見終わった後は、足はふらふら、指先は震える、おまけに気持ち悪いし頭痛はするし、といった状態でした。注意。
逆にその体調の悪さのおかげで、余計に楽しめたような気もしますがw
上映は9月2日まで。個人的にはお薦めしたいんだが……正直し難い。
細かいネタとかにやにやしながら見てました。鎌を魔よけとして飾っているところ(諏訪信仰)とか、犬を使う西国から来た呪術集団(多分四国のいざなぎ流)とか。
あと、鳩を素手で無造作に捕まえた若者はなんらかの達人に違いない。気配消しすぎw

参考
お金借りる~すぐにお金を借りたい人へ!(注意)
http://koba1964.hp.infoseek.co.jp/
怪奇実話ファン(公認ファンHP)