『戦国自衛隊1549』を見てきました。

駄作、とはいかずとも凡作か。

陸上自衛隊東富士駐屯地で、人工磁場発生器の極秘実験中に暴走事故が発生。的場一佐率いる実験中隊が、460年前の戦国時代へタイムスリップしてしまう。数年後、日本各地にあらゆる物質を飲み込む謎のホールが出現。原因は的場たちの過去への過干渉と思われた。かつて的場率いる特殊部隊の精鋭だった鹿島は、女性自衛官・神崎から事の真相を聞かされ、的場の救出作戦に同行することとなる。だが、鹿島たちが1549年の地で見たものは、織田信長を名乗り、そこから先の歴史を変えようとしている的場の姿だった。(goo映画)

というのが大まかなストーリーなのだが、的場たちがタイムスリップした時の描写が殆ど無く、彼らが歴史を変えようとした理由が納得しにくいといったように、描写が足りない、もしくはぶつ切り過ぎる場面が多々あり、とても感心できるようなものではない。
そして、それ以上に拙かったのが主演の江口洋介の演技。下手すぎて見れたものではない。
ヒロインの鈴木京香もいらない。ラブロマンス要素の入れ方が突然すぎて笑ってしまう。
小道具やセットも正直微妙。
城もあれでは見栄えが悪い。
むしろ五稜郭のような分りやすい近代的な城(というか要塞だが)のほうが良かったのではないか。
しかし残念だ。片手に拳銃、片手に大刀を持って「ここは俺に任せて先に行け!(うろ覚え)」みたいな燃えるシチュエーションもあったのに、見てて全く燃えない。
話のつなげ方が下手に過ぎるのだ。
まあ、細かいところではもっとあるが、終わらないのでここらへんで。


ところで帰ってから「美の巨人たち」を見てたんだけど、面白いねこれ。